MATLABでPythonのリストっぽく書きたい場合を調べてみました。
MATLABのcell配列
MATLABのcell配列を使うことで、Pythonのリストっぽく使うことができます。Pythonはインデックスが0から始まりますが、MATLABは1から始まるため注意が必要です。
Pythonのリスト
list = [1, 2, 3, 4, 5] # listの作成
print(list)
# [1, 2, 3, 4, 5]
print(list[0]) # 要素の抽出
# 1
MATLABのcell配列
a = {1, 2, 3, 4, 5};
disp(a)
% {[1]} {[2]} {[3]} {[4]} {[5]}
disp(a{1}) % 要素の抽出
% 1
cell配列への追加
Pythonのリストへの追加は、appendを用いますが、matlabのcell配列への値の追加は、cell配列のインデックスを直接指定して追加します。一番後ろに追加したい場合は、end+1のインデックスを指定し追加します。MATLABでendは一番後ろのインデックスを意味し、その次に追加するので+1します。
Pythonのlistへの追加
list.append(6)
print(list)
# [1, 2, 3, 4, 5, 6]
MATLABのcell配列への追加
a{end+1} = 6;
disp(a)
% {[1]} {[2]} {[3]} {[4]} {[5]} {[6]}
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